2011/06/22

夏至の京都御所と鳥調査

 今日は、二十四節季の一つの夏至の日です。明け方過ぎからゼミ生と鳥類調査で御所界隈に行っています。御所辺りに差し掛かると、シジュウカラをはじめ様々な鳥たちの声が鳴り響いています。御所の門と横に大きく生えているクスノキやケヤキ、ムクノキなどの大木の葉っぱの隙間から太陽が差し込む様は、とても朝の鮮やかさを感じます。特に今日は夏至で、一日の昼の時間が最も長いことと、梅雨の晴れ間で太陽が見られたこと、良い一日になりそうな気もします。

 今、ゼミ生が進めている鳥の調査は、早朝に行なっています。朝早くから調査をするとその後の時間が多くあるような感じを受けます。夏時間のような感じです。生き物の活動、特に鳥たちの活動時間では、早朝の方が調査しやすいことが、多くの研究成果から示されています。都市の鳥類ではどうでしょうか。

 昨年行った堺・泉北臨海工業地帯での鳥類調査では、早朝よりも少し時間がずれていた方が多く確認できたような気もします。京都市内では、今の所、模索中ですが、人の活動が午前6時頃から多く動き出すので、それが目安のような気もします。

夏至の日の京都御所