鴨川の風景です |
2014/12/11
植物園のシロハラ
この時期になると,府立植物園内にはシロハラが良く飛来してくれます。ポコポコ鳴きながら,疎林や芝生広場,藪の中を移動しています。なかなか面白い鳴き声と個体が大きいので良く目立ちますし,存在感があります。この時期にはツグミも存在感を出してくれていますが,この2種が一番良く目につくのではないでしょうか。
京都府大の下鴨キャンパスにも多く来てくれます。隣接していることで移動がしやすいのでしょうね。
藪の中のシロハラです |
ラベル:
bird,
Japan,
Kyoto,
landscape ecology
2014/12/10
府立植物園のヤマガラ
現在の府立植物園は,紅葉がほぼ終わり,疎林の林も見られます。そういったときには,鳥の観察にもってこいです。昼休みに植物園に行ってきました。園内の林を見渡すとカラ類がそこかしこに見られます。中でもヤマガラは綺麗なオレンジ色の鳥で,鳴き声も中々良いものを持っています。
この日は,ヤマガラだけの群れ,10羽ほど見られました。群れのヤマガラたちは,各々,落ち葉をくわえたり,落ち葉の中に頭を突っ込んだりしていました。見ていて飽きない光景です。
ヤマガラ・山雀です |
ラベル:
bird,
Japan,
Kyoto,
landscape ecology
2014/11/24
2014/11/10
芳春院での地域景観の講義
大学院の授業で,芳春院庭園へ行きました。毎年,お世話になっています(いつもありがとうございます)。秋晴れの今日,晩秋ですが,今日はとても暖かく,昨日の雨による空気の洗浄もあって,すがすがしい感じを受けます。紅葉の紅葉は,完璧ではありませんが,それでも色付き,青空をバックにとても美しい季節になっています。
この芳春院さんの庭園拝観は,昨日から始まりました。期間限定での拝観です。
2014/10/28
圓通寺での地域景観の講義
昨日10月27日は,大学院授業での地域景観保全の講義・演習の一環として,院生たちを圓通寺の借景へ連れて行きました。お施主様もお忙しい中,院生たちへ説明をして頂き,院生たちも良く理解してくれたのではと思っています。前日夜半の大雨の影響もあってか,庭のスギゴケなどが非常にきらきらとしています。また叡山もうっすらとした霞がかかっているとはいえ美しい景観を見せてくれていました。
周辺の住宅建築物がだいぶ樹木で隠れてきています。景観を守ることは一長一短では進みません。やっとここまで来られたのだなと,お施主様のご苦労がとても見えてくる今回の見学でした。(毎年,お施主様には,ご対応して頂きありがとうございます。また今回,人数も多く,一般に見学されていた方々への拝観の邪魔になったこともあったかもしれません。どうかお許しください)
美しい平庭式枯山水です |
2014/10/23
下鴨キャンパスのモズ
2014/10/08
2014/09/28
お店の動線
2014/09/18
淡路島での里地里山の演習
京都府立大学の環境共生教育の講義演習の一環で,一回生を連れて,淡路にある景観園芸学校へ行きました。学校周辺はまさしく里地里山の空間が広がり,良い環境ですので,ほぼ毎年,この時期に伺っています。学内の空間には,里山林があり,その説明等について大藪崇司先生をはじめ,園芸学校の先生方にして頂きました(いつもありがとうございます)。シイやカシなどの薪炭林の樹木が生えている空間の存在と,その生物多様性について,学生たちが理解してくれたものと思います。
淡路は周辺に棚田なども多くみられ,人為的な二次的自然の環境が美しく残っている島です。フィールドとして素晴らしい環境だといつも思います。
学内の薪炭林です |
ラベル:
design,
field,
Hyogo,
Japan,
landscape ecology,
Lecture,
rural landscape
2014/09/06
畜大の構内風景
緑化工学会全国大会で帯広畜産大学に行きました。この時期の北海道は,緑も豊かで非常にきれいです。そして畜大は,構内がとてもきれいです。案内板もエゾリスのモチーフが付けられ,ユニークです。畜産大学らしいのびやかな感じをとても受けました。ちょっとしたことですが,大学の個性が随所に光って見られます。そう考えると,構内に入って見られる個性ある大学とは,国内にどれだけあるのだろうか・・と考えてしまいました。
国内にある大学で,校舎の建築を見て個性が見られる,または建築を見て大学の名前も出てくるものは,多くありますが,構内の環境で個性が光る大学はそうそう無いような気がします。畜産大学の光景はいい大学だと思いました。
エゾリスのモチーフ |
シラカンバの並木 |
2014/09/02
2014/08/29
帯広のパブリックアート
2014/08/17
公舎の草刈と剪定
大学公舎敷地内の草刈と樹木の剪定を進めています。草刈はエンジン式の草刈り機で,現在までに月1度の2度行いましたが,1週間も経たないうちにあっという間に草が生えてきます。植物の生長の早さは驚くほどです。あまりにも成長の早い草を見て,学部で畜産学を学んでいた時のように,ヤギやヒツジを活用するのはどうだろうか・・と考えてしまいます。
樹木の剪定は,今までほとんどされていない状態でしたので思いっきり剪定を進めました。密な状態の樹木から疎林になるほどの剪定です。周辺に住まう方々より,見通しが良くなり,防犯や風通しも良いですねと喜んでくれました。ランドスケープは「造園」ですし,そういった点で緑地の管理は大切です。町中でこんもりする緑の公舎もいい感じでしょうが,見通しが効くようになることで,防犯といった点でも良くなるようです。
ランドスケープは,生き物を相手にする仕事です。ですから,中々,管理が大変です。
草刈と剪定ですっきりです |
2014/08/16
左京区での五山の送り火
2014/08/15
京都の俯瞰
2014/08/14
湖北の稲穂
2014/08/13
竜山石採石場の植物
大手前大学史学研究所主催の高校生向け科学授業の一環で,GISやGPSなどの指導に行ってきました。その際,現場見学として竜山石の採石場の見学も同時に行いました。夏の暑い日差しの中,高校生たちも私たちも暑さで大変でしたが皆さん興味を持ってくれたようです。
さて,竜山石の採石現場には,石を切り出した後が見られます。しばらく前に採石した後には,もちろん当たり前のように植物が生えてきます。草本類から樹木,色々と植生の遷移がみて取れるのです。パイオニア植物ですね。私たちが普段よく見かける植物が,採石の後に生えているのを見ると,水もあまりなく,栄養も無いような岩盤質であっても,しっかりと植物が生えてくることに感嘆します。写真のように平坦で少し土が残っている箇所には必ずといっていいほど草本系が生えてきて,暫くそのまま手が付けられていない場所になると,アカマツやアキニレなどの樹木が生えています。
植物の環境としては良くない環境に見えるのに生えてきているのは面白いものですね。
採石場の植物たちです |
2014/08/11
2014/08/10
小布施の栗の小径
長野県の小布施は栗の産地です。栗を扱った和菓子や洋菓子など,栗の産地を活用した町づくりをされています。その中でも,小布施町並み修景事業で「栗の小径(こみち)」で使われている歩道は,伐採した栗材を加工し,歩道の敷石代わりとして活用されています。栗材は腐りやすいのではと思いましたが,しっかりと防腐などの加工されているようです。通りはしっかりと平坦に作られています。
小道の中辺りは,凸凹した丘があるので,ハイヒールや車いすには不向きですが,それはそれで自然の素材を使っているからということと,その場の空間に合わせているからです。美しい公開空地のランドスケープだと思いましたし,町並みを美しくしようとしている修景事業として成功している事例と思いました。
町づくりの中でもこういった取り組みをする事は,訪れる人にとって,ちょっとしたアクセントを感じてもらえるのではないでしょうか。
小道中の石 |
栗の小道 |
2014/07/20
2014/06/24
千本通の庭と鳥たち
京都の千本通にある今住んでいる私の家の庭は,庭師の方が半分,残りの半分を私たちが作庭したもので,そこには色々な野鳥が四季を通じて訪れてくれます。6m×7m程度のさほど大きくない庭ですが,町の中にある空間であるこの庭へ,野鳥たちは良く来てくれます。スズメを筆頭に,メジロ,シジュウカラ,コゲラ,キジバト,ムクドリ,ヒヨドリ,カワラヒワ,ジョウビタキ,シロハラ,ハシブトガラスなどです。都市の中にある緑のちょっとした空間でも楽しい来訪者が,たくさん来てくれるのだと認識しました。
この時期は,スズメの親と巣立ったばかりの子たちが良く来てくれます。猫やイタチの襲撃もないこの空間は,たぶん最も安心できる空間でしょう。一休みする時には,植栽しているサルスベリの樹で寝ている光景が多く,ハスの入った手水鉢の水を飲んでのんびりと過ごしているのをよく見かけます。
写真は,キジバトとスズメです。石の間で遊んでいる子スズメの光景は,見ていて中々飽きないものです。
飽きない光景です |
2014/06/19
キャンパス構内のエナガ
この所,研究室から眺められるカツラの樹やコノテガシワの樹によくエナガ(Aeguthalos caudatus)が滞在しています。声と姿がかわいい鳥です。今日見かけた個体は,どうも巣だって間もないような子どものような感じを受けます。羽毛の色が若干おとなしげでした。この府立大学の構内は鳥の為にも良い緑のパッチを作ってくれています。観察しがいのある環境です。
羽毛を繕ってリラックスしてます |
ラベル:
bird,
Japan,
Kyoto,
landscape ecology
2014/06/09
大阪都心の緑化の生き物調査
大阪梅田の中心部は今,大きく変わってきています。昨年オープンのグランフロント大阪に加えて,その北側にある広大な敷地も大規模に変化する予定です。そういった環境の中で,緑の役割はますます重要になってきています。この広大な敷地を挟んで新梅田シティの緑地とグランフロントの緑が挟むようにあります。この緑をつなぐものがこの広大な敷地に設計されたら都心での大きなエココリドーになると思いました。
今回のゼミ生の調査指導では,この大阪都心の緑地が生き物にとって,どういったポテンシャルを持っているのかを調べることを主たる目的として行っています。緑は,植栽すればそれでいいものでもありません。できるなら,その空間の可能性を引き出すことが出来たらと考えなければなりません。それを見出すための生き物の調査で,今回は梅田から阿倍野までの広範囲な環境での鳥の調査です。
ゼミ生の頑張りにも期待していますが,何よりもどういった結果になるのかが楽しみな研究です。モニタリングとしても,しばらく長期研究になりそうな感じになるかもしれません。
緑豊かな大阪都心の緑地です |
2014/05/24
アクロス福岡のステップガーデン
2014/05/04
2014/04/30
出石城跡と朱の鳥居
2014/04/29
並木道
豊岡市にある植村直己冒険館の建築の横は,とても美しく植栽されています。建築の存在感もさるものながら,それに引けを取らない美しいランドスケープが見られるのです。久しぶりに,見ごたえのある空間を感じました。
季節が新芽の時期ということもあって,益々美しく感じたのかもしれませんが,博物館と駐車場の間にあるきれいな並木道の植樹が何とも良い空間を醸し出してくれています。
以前より来館したいと思っていた博物館ですが,見学して思ったのは,やはり来てよかったと感じた事です。展示物も見応えがとてもありましたし,植村さんの人となりが垣間見られる良い博物館です。加えて,ランドスケープを仕事とする私にとっても,周辺の空間の使い方,作り方がとても感心するものでした。
綺麗な並木道です |
緑の中の建築と道です |
登録:
投稿 (Atom)