2015/01/10

福良雀

 京都の冬は底冷えがすると云われますが,まさしくこれからが益々厳しい寒さが訪れます。その中で周りを見渡すと生き物たちも寒さからしのいでいることがたくさん見ることができます。写真はスズメ。スズメはこの時期,羽と羽の間を膨らませてふっくらとさせています。自前のダウンコートです。寒さ厳しいこの時期ではふっくらしたスズメを良く見かけます。いわゆる福良雀です。
 いる間は,賑やかに騒いでします。みんな中々,元気です。
 
ふっくら雀
 

2015/01/03

鏡餅

 八大神社の境内内の小さなお社に飾ら得ていた鏡餅です。このお餅を見て,田舎で飾ってあった鏡餅を思い出しました。その時見た鏡餅と若干違いますが,そういえばこういった感じだったと,急に思いだしてきました。記憶が繫がって行く感じです。私の父方の田舎で飾っていた鏡餅は,金柑,干柿,うらじろ,昆布,確か煮干もあったような記憶が有ります。

 日本の伝統的な飾りだと思っている鏡餅ですが,もしかするとアジア圏の他の国でも同じような感じで飾られているかもしれません。地域民俗学になりそうですね。
 
美しく飾られています
 

2015/01/02

南天

 昨日からの雪がおさまり,朝にはだいぶ落ち着きました。今住んでいる家の敷地入り口にある鉄門の内側には,南天が植えてあります。私が住む前の相当以前から植えられているようで,既に木になっているのです。この南天は,数多くある南天の中でも,まだそんなに大きいものではないのでしょうが,昨年,京都のさる茶室の飾り柱に南天を使っているのを見て,そんなに大きな木になるのかと感慨深かったことが有ります。

 南天には何となく雪が似合います。この南天の実は雪だるまや雪うさぎの眼になったり,華道で冬のいけばなとして使われたり,料理の添えの飾りに使われたりします。もちろん南天は,造園素材としても良く使われます。「なんをてんじて福となる」。私たちにとっても身近な植物です。

黄色い実の南天もあります

2015/01/01

真如堂


 真如堂(真正極楽寺)の三重塔です。元旦の午後から急に降り始め,もうだいぶ積もりました。京都らしい冬の景色です。
 
真如堂の三重塔です