2011/06/23

街路樹と鳥類調査

 朝、5時過ぎから鳥類調査をしてきました。研究室の学部ゼミ生の指導を兼ねてです。朝の京都の街中は、まだ街自体が動き出す前なので、街の中でも調査はしやすい感じです。ゼミ生の調査は、ルートセンサスによる鳥類調査で、視認により確認し、記録していく方法です。
 街中の街路樹の状態や周辺の緑地の状態によってどう鳥類の飛来が変化するのかをモニタリングし、科学的に探ろうとしています。この調査から、今後の街路樹のあり方や、緑地の設置への基礎的な情報、データを示せられることになればと考えています。

 思っていもいなかった意外な鳥種も確認でき、市内中心部での鳥相もなかなか面白いものだと思いました。また、街路樹や周辺緑地の状態によっては、鳥種も変化し、思った以上の成果が上がるのかもしれません。

 フィールド調査は、朝の早い時間からの調査で、いわゆるサマータイムをすでに実践している感じを受けます。夕方には眠たくなってきますが、研究室のフィールドでの調査は、いつもこのような感じです。

学部ゼミ生による鳥類調査中