2019/07/30

梅雨明けの賀茂川風景

 梅雨がやっと明けました。思ったより梅雨が無いのではと思った7月上旬でしたが,梅雨に入ったとたん,長雨が続き,庭の植物も元気が無くなってきていました。
 そうこうしているうちに梅雨明け。そして夕方になると毎年ですが美しい鴨川の光景が広がってくれます。こういった光景の良さは「景観,風景」に何か使えないだろうかとつい考えてしまいそうですが,見るだけでも十分季節を感じます。

透き通った夕空


2019/07/23

祇園祭の後祭の風景


 祇園祭の後祭宵山で曳山に乗せて頂きました。絨毯が素晴らしくとても美しいものです。祇園祭は動く文化博物館といってもいい光景が広がります。これは前祭,後祭とも同じです。各,曳山の美しい光景を見るだけですごいなと感嘆するのですが,それに趣を添えての祇園囃子の音が夜の京都の町中を彩ってくれます。暑い中多くの人が訪れますが,暑さも趣かもしれません。
 ここでの「景観,景色,風景」とは彩られた場です。彩には五感が有るとなおさら楽しく見えてくるものです。祇園囃子,人のざわめきと雑踏,蒸し暑い気温,下駄の音,路地を流れる風,提灯のいろどり。いろいろと見るだけでは無いものも広がります。これは「景観」の面白さです。


提灯のひかり

2019/07/18

大阪での鳥調査と緑視感覚


 博士在籍ゼミ生の調査に行きました。彼は大阪市内の公園において,網羅的に鳥類調査をしています。大阪は大都市です。その大都市中心部では緑が思ったより少なく感じます。実際,大阪中心部での緑は少ないものの,屋上緑化や街路樹,街区公園,ちいさな神社の木々など見渡すと「みどり」そのものは多く目にすることが出来ます。人が見る緑の量の割合を「緑視率」といいますが,緑視率ではなく,大阪は「緑視感覚」といった感じで見た方が面白いのではないかと考えています。確実的な緑の割合は写真を撮って測ることによる緑視割合です。人の目はそれだけではなく,感覚的なものも何となく含まれる「あいまいさ」を加味してもいいのではと思う所ですが,余りにも科学的ではないので難しい所ですね。
 今回は鳥の調査ですが,様々な鳥が思ったよりも見かけられます。大阪はまだまだ潜在的な『生態系「感覚」』があるような気がしています。ここでいう「感覚」はあいまいですが・・。これから科学的にゼミ生が鳥を使っての都市の環境を見てくれていく中で一緒に何か導き出せれたらと思う所です。


都市の中のポケットな緑

2019/07/16

休園日の動物園


 今日は京都市動物園での休園日です。公務でこの日に来たのですが,多くの動物たちがなんとも落ち着いた感じを受けました。トラも暑い中,のんびりと水につかっている光景は,心なしか穏やかな感じを受けました。他の動物たちも,のどかに過ごしているように見えます。前日までが連休でもあったことから,みんなだいぶお疲れだったかもしれません。

静かに水の中で休んでいます