2016/07/31

夕方の都市河川

 京都の町中を流れる高野川は賀茂川と合流します。高野川の光景は都市内にある自然を少し感じます。夕方から夜に向かう少しの時間帯がとても静かできれいな川面の風景を見せてくれます。

夜になる少し前

2016/07/20

公園の中の地蔵尊

 毛馬桜之宮公園の北西部,毛馬閘門の近くにある公園内にこの地蔵尊はあります。祠の横には,「浜地蔵尊」,「延命地蔵尊」とも書かれてありました。鳥類調査の際に,拝見したのですが,一体のお地蔵様の目からは,水の様な感じで,涙の様なものが少し流れ出ていました。何か言い伝えがあるのかと調べてみたのですが,結局分からずじまいでした。

 この公園は南の方は有名な桜の名所ですので,多くの方が訪れます。このお地蔵様のいる場所まではあまり人が来られない感じです。とはいえ,私が訪れたときは,きれいに低木草本が剪定され,すっきりとしていました。その中に,楠の樹木と祠,その中にお地蔵様となんとも良い空間が広がっています。特に祠の横の楠が神樹のように,こじんまりと寄り添っている様は,大阪の大都市圏内で何か考えさせられる空間を創り出している感じがしました。

 周りは高層建築物や町工場,大川の河川といった空間配置の中での緑の場,その中に楠が植わっているのは,公園の中心的なアクセントをランドスケープとして創り出しています。何度か訪れたくなる空間です。


ほっとできる空間です

2016/07/15

白川通の子ツバメ

 家の近くの白川通りにツバメが二回目の巣立ちを迎えていました。ここの巣では2回目の営巣です。もう間もなく巣立ちそうで,巣がはち切れそうな感じです。こんなに大きくなって,巣に収まらないのに崩れないのは施工がしっかりしているのでしょう。

あふれています

2016/07/03

亘理のオオヨシキリ

 海岸防風林復旧の状況を見学に行きました。その折に周辺には少し湿地的な箇所が多くあり,ヨシやヤダケが繁茂しています。その中で行った日が良かったのか,オオヨシキリ(Acrocephalus orientalis (Temminck & Schlegel, 1847))の巣立ったばかりのヒナを見かけました。じっとしています。天敵が来た時も同じ行動なのでしょう。私もそっと,その場から離れました。

ヒナ