空気が澄んでいます |
2013/05/24
2013/05/14
ハシブトガラス
何となく誰かに見られている気がして,目を向けると,研究室のベランダの手摺にハシボソガラスがリラックスして,こちらを見ていました(逆に観察されていたかもしれません)。こんなにリラックスしているカラスもなんだか変な感じです。このハシボソカラスは,キャンパス内でよく見かける個体で,繁殖期に人を攻撃したりしているところを見たことがありません。とはいえ,巣の下を通る学生が多いにもかかわらず,何事もない状態なのは,彼らの営巣場所が高い木の所にあり,巣と人との接触がほとんどないことが挙げられます。また,ハシブトガラスのように攻撃的ではないことも考えられます。
さらに,ハシボソガラス自体,農村空間に良くみられる種類ですから,この北山がまだのどかな空間を有していると言えるのではなでしょうか。この北山のキャンパスで学んでいる学生さんたちものんびりしているので,鳥たちへの人的圧力が少なく,攻撃的,忌避的にはなっていないようです。横に植物園といった大きな緑地空間の存在も大きいとは思いますが…。
しばらく,観察していましたが,何事もなかったように飛び去って行きました。カラスの行動は,見ていて飽きない鳥です。
観察されています |
2013/05/13
2013/05/10
京都上賀茂のため池
ゼミ生がため池調査をしたいとのことで,一緒に確認しに行ってきました。京都のため池の存在については,あまり意識していませんでした。学生時の調査フィールドであった兵庫県稲美町のため池群の印象が強いので,同じような感じ,雰囲気のため池とは思わなくとも,ある程度似ているものだと勝手に考えていました。
見て思ったのは,京都のため池空間と稲美のため池空間の違うのだなということです。稲美・播磨のため池はなじみがあるので,その生態系もなんとなく見えてきそうなのですが,京都のため池は,稲美のため池よりも,よくわからない感じを受けました。だからこそ,景観生態の研究の意義があるのかもしれませんが,同じ関西でも地域,地域で大きく異なるものだと実感した現地での視認でした。
ため池の法面を下っています |
2013/05/07
ツマグロヒョウモンの羽化
2013/05/06
ツマグロヒョウモンの蛹の引っ越し
週明けから京町家の奥庭を作庭するにあたって,いくつかしなくてはいけない仕事がありました。その一つが,庭に生えていたスミレへ,今春も群生していたツマグロヒョウモンたちの蛹の引っ越しです。石やスコップのヘリなど,色々なところに蛹になっていたツマグロヒョウモンたちを一つ一つピンセットで取り外して,まずは家の中に移しました。
彼らはお尻でぶら下がっている蛹ですので,お尻の所に糸を丁寧にくくって,家の中の花瓶に挿した木に結んで,ぶら下げてあげました。写真は,その作業途中です。
これで,うまく成長してくれたらいいですが,しばらく見守ってあげようと思います。せっかく今年も蛹になったので,出来ればうまく羽化してほしいと思います。
蛹のお尻に糸でくくります。 |
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