錦秋街路樹 |
2015/10/29
現在の梅田貨物駅跡地
この旧梅田貨物駅跡地は,大阪の都心に唯一残された広大な空き地です。24haあります。現在は草原的な感じなので,私はこういった荒涼とした風景が好きですが,ここに広大な建築物と緑化空間が13年ほど後には完成しているそうです。ランドスケープをしている身にとっては,とても気になるのとわくわく感がつい出てしまいます。普段入れないこの空間ですが,入らせてもらってはじめてこの空間の広さを実感しました。既にコオロギ類が生息しており,この子たちにとって今では一時的な都会のオアシスになっているようです。不思議な気がします。人の力で変化した空間に小さき生き物たちの生息の場所を自分たちで得ていくことは,とても不思議です。
広がる草原地 |
2015/10/26
圓通寺庭園と景観
大学院の演習で今年も圓通寺さんにお邪魔しました(いつも有難うございます)。平庭式枯山水庭園の向こう側に広がる叡山の借景が美しい庭園です。毎年何度か来ますが,定期的にはこの時期の大学院の演習で必ず来ています。見ていく中で同じとした景観を見られないのが,借景庭園の面白さです。叡山の風景が刻々と変化しています。その風景の様を見るのは楽しいのですが,周辺環境の変化はどうもいただけないものも多く,悩ましいことが山積しています。
圓通寺周辺の土地区画整備事業から居大きく変貌した景観の様相は,なかなか難しい直面になってきていると思いました。「たてもの」が増えてしまい,そのデザイン,素材の様相に残念なが,調和とはいいがたいものが見受けられます。新規に作られる構造物とその周辺景観との調和は難しい時代になっていると,この地に来るたびにつくづく思うところです。それぞれの経済的な問題や美的な感覚の問題もあり,すぐに解決できる話ではないのですが,京都の市中でもこういった様相に直面しています。ほんとうに難しい問題です。
この演習を通じて,学生達にはそういった目を持ってもらえれば,演習の甲斐もあるのではないかと思っています。
今日は寒いので,庭は凛としています |
2015/10/23
廃線活用の緑道
兵庫県明石市や播磨町から加古川市にいたるところにかつて別府鉄道が走っていました。がったん列車と言われていたそうですが,とてもかわいらしい列車です。廃線になったのは昭和59(1984)年。その後,その軌道跡には緑道が作られ,住民への憩いの空間になっています。こういった転用はとてもいいと思いました。ニューヨークの鉄道廃止の軌道跡を活用した例と同じです。こちらの別府鉄道の方が先駆的ですが。
2015/10/13
高野川のサギ達
2015/10/12
秋のモミジ
2015/10/11
2015/10/05
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