2021/02/05

光の春

 2月に入り光が明るくなっています。節分を超えると益々明るくなる光景は,寒い中でも春を感じさせてくれます。この時期のこの明るい日差しを見ると,気持ちも春に近づいている感じを毎年受けます。林逋の「梅花」の一節,「雪后园林才半」にあるように,雪が降った後の庭園の(梅)林のわずかに半分見える(梅)樹といった表現ではないですが,「冬天后园林才半的春天」といった感じかと思いますが,この時期の光の明るさはやはり春近しと思わせてくれます。

梅花/林逋(宋)

怀长为见梅花

雪后园林才半,水边篱落忽横枝。

人怜红艳俗,天与清香似有私。

堪笑胡味,解将声角中吹。


2021/02/04

植物園のベニマシコ

 京都府立植物園にベニマシコ(Uragus sibiricus Pallas, 1773)が飛来しています。地域によってはレッドリストに載っているようです。漢字では,「紅猿子」と日本では書きますが,中国語では「长尾雀」となっています。国によって鳥を見る視点が違うのが面白い所です。日本では顔の赤いのが猩々の子と感じ,中国では尾羽が長い方に視点が行っているといった違い。面白い点だと感じました。

かわいらしい鳥です


 

2021/02/03

軽鴨並ぶ

 カルガモ(Anas zonorhyncha Swinhoe, 1866)が羽繕いしながら並んでいます。明るい日差しの下で並んでいます。この時期に見るカルガモは見た目だけだといえますが,穏やかです。

カルガモ並んでいます