とても分かり易い展示で、色彩の変化、タッチの違い、カンバスの中の遠近や空間の配置など、見ていてとても勉強になりました。モダンアートへつながる絵画と、その色調の明るい雰囲気は、見ていて楽しい作品が多くあります。光や色が、音になって流れてくる、動きとなってうねりが迫ってくる・・・そんなような、感じも受ける作品もありました。今回見て、新たに感じたことは、彼らの作品には、抽象的なものの中にも現実的な雰囲気の方が多く漂っている感じも受けたことです。実際に見てそれを強く感じました。
この絵画展を美術やデザインを志す学生の皆さんだけではなく、ランドスケープや建築を目指す学生の皆さんにもぜひ見てほしいと思いました。
兵庫県立美術館での展示期間は、2011年6月26日までです。
カンディンスキーと青騎士展 |