2012/05/23

京都市内の鳥類調査


 研究室のゼミ生が京都での鳥類調査を始めていまして、調査指導で同行しています。日の出からの調査ですが、頑張ってくれています。午前中の調査なので、早朝から考えると一日が長く感じ、実際に長いので有効的に時間が使えます。ただ、夕方になると眠くなってきますが…。

 都市の中での鳥類は、鳥種がある程度、固定化されているように思えるかもしれませんが、この3年ほど、京都で調査を続けてきた感想を言えば、決してそんなこともなく、季節によって変動をしていきます。

 たとえば、これから夏にかけて、京都の街中でも、フクロウの仲間のアオバズクなども確認できると思いますし、鴨川があるために、タカ類も見かけることが多くあると思います。これから、ゼミ生が進めている調査でも、いろいろな鳥種を確認していってくれるものと思います。

確認した鳥を記録していきます

2012/05/19

差し込む明るさ


 私の家には鎧戸があり、その鎧戸の隙間を通して、朝に日光が差し込みます。朝は、土間が急に明るくなり、すがすがしい明かるさを作ってくれます。直射の明かりではなく、一つ物を通しての明かりは、家の雰囲気を柔らかくしてくれます。

 家の中の土間の色彩は、どちらかというと静かな色合いが多いのですが、この朝日の入るときは、いろいろな色彩が躍動し、躍るような感じを受けます。土間の隙間の色も、気が付かなかった色を見せてくれるのです。光のちょっとした変化で、こうも部屋が変わるのかと、見るたびに驚かさせてくれます。

鎧戸と棕櫚竹です

2012/05/16

葵祭


 昨日の雨で順延となった葵祭の行列が今日行われていました。
 大学のすぐ横を通る行列なので、少し見学に行きました。京都らしい風景の一コマです。

牛車

2012/05/08

色の変化


 家に古い箪笥があり、出西の花壺を置いています。ちょうど太陽が差し込んで、その影が木床に刷り込んでいます。少しの間の変化ですが、影の色と木床の色、箪笥の朱に近い色、それぞれが穏やかな色合いで、時間が経つにつれて、日の差し込みが変わり、徐々に変化する色合いを作り出してくれています。時間が色を作り出しているようです。

古い箪笥と出西

2012/05/04

京都での鳥類調査の続き

 ゼミ生の研究を中心に京都市内の社寺での鳥類調査をはじめています。京都の街中は日本でも有数の社寺のある都市です。その中での調査を現在しているところです。良い結果が出ればと思います。

 調査をしながら思うのは,社寺の調査は,観光のような感じを受けることが有るのです。京都はやはり,国際観光都市だと,社寺を回りながら実感します。歴史の長い都市ですので,そういった事がおのずと垣間見れるのかもしれません。


京都は社寺が多い街です

2012/05/02

北大路大橋からの賀茂川


 大学の横にある北大路大橋は,賀茂川を見るには絶好の場所です。この3年間,見てきてなんとも良い場所だとつくづく思いました。今回の北大路大橋からの遠景は,空の蒼さがたまらなくきれいで,それでいて,若葉の緑の明るさがなんとも清々しく思えます。そして,賀茂川の水の明るさ。京都らしい風景ではないでしょうか。

 都市の中にこれだけの自然や風景が凝縮された街は,ほかには余り見当たらないと思います。

賀茂川の初夏