2021/10/28

街路樹アンケート

 学部生の街路樹のアンケートのお願いのため,沿線の住民の方へのポスト投函を研究室のスタッフ全員で自転車や徒歩で行ってきました。

 街路樹は樹木ですので根や葉といった成長に関わる生理的な研究もありますが,今回は「景観」としての伺いが中心です。京都を南北に通る堀川通に焦点を当てました。堀川通の街路樹は,美しい景観を構成している箇所も多く,こういった街路樹での美しさとは何だろうか,剪定によって変わるのだろうか・・。といったことを景観的な視点によって探り出そうとしています。そもそも景観は見て感じるものですが,答えがありそうで無いのも景観研究の悩ましいところであり,楽しいところです。さて,堀川通の街路樹を日々見られている沿線の方々にとって,この街路樹はどういった存在,もしくはどう映っているのでしょうか。実は,そこに街路樹の存在意義が大きく見えてくるかもしれません。

調査アンケートを配っています


2021/10/25

北大路通のトウカエデ

  北大路通にはトウカエデの街路樹が並んでいます。今年はこの北大路が2年に1度の剪定の時期なので,間もなく葉と枝が切られますが,その合間になりそうな,この街路景観は,とても綺麗です。特に,大徳寺南側の北大路通の視点はおすすめの街路樹景観の一つです。

壁と石垣と街路樹の景観


2021/10/20

船岡山の夕方の景観

 船岡山には有名な建勲(たけいさお)神社があります。近所ですので,散歩するのですが,この船岡山と建勲神社は,私が赴任して間もないころに学生の神社林と鳥との調査で,大変お世話にもなったので,私にとっては縁のある神社と公園です。特に神社林の辺りには,夕方に光が差し込むととても美しいのです。天候に左右されるのですが,少しの時間帯での夕暮れの景観は,一瞬の間の華やかさを演出してくれています。

夕方です


2021/10/12

金山彦神社境内の景観

 文化財の整備委員会で猪名川町銀山に来ています。史跡の整備の中で,この金山彦神社も含まれるのですが,先達が長らく守ってきた境内が夕日にあたると大変美しく,石の鳥居と共に石垣と共に厳かな雰囲気を保ってくれます。次の世代へ繋げたい文化の景観です。

境内は静かです