2017/12/31

吉田神社の師走大祓

 吉田神社の着到殿で行われた師走大祓です。そして,御護焚です。年末の行事です。

多くの参拝の人が帰られた後

2017/10/20

賀茂川のマガモ

 マガモ(Anas platyrhynchos Linnaeus, 1758)が賀茂川の土手に上がって草を食べています。秋の長雨の雨上がりの一コマです。人が余り通っていないこともマガモにとっては安心して採餌しているのでしょう。

マガモが土手に居ます

2017/10/10

賀茂川のヒドリガモ

 冬鳥であるヒドリガモ(Anas penelope Linnaeus, 1758)が飛来しました。これから来年3月から4月頃まではこの賀茂川で見られます。このカモが来るともう冬に近づいているのではと思ってしまいますし,越冬期の鳥類調査を急がなくてはと気持ちは競ってしまいます。とはいえ,この日はまだツバメも飛んでおり,冬鳥と夏鳥の狭間の時期ですので,越冬期調査はもう少し先になりそうです。

ヒドリガモの飛来

2017/09/29

賀茂川のコサギ

 賀茂川には多種のサギ類が見られます。このコサギ(Egretta garzetta (Linnaeus, 1766))もその一つです。採餌する光景は中々面白いものです。自分の足で水をかき回し,ヨシノボリなどの底層に生息している魚類を追い出してさっと捕まえ捕食します。こういった光景は,全国でも見られると思うのですが,賀茂川や白川疎水などではよく見られる光景で,漁する鳥として中々活発な行動力の持ち主です。

コサギ佇んでます

2017/08/07

賀茂川の中州とカルガモ

 大学の横の北大路大橋の上から北山方向を眺めると,カルガモ(Anas zonorhyncha Swinhoe, 1866)を多く見かけるようになりました。現在の北大路大橋のふもと辺りの中州を取り除き,平たい水辺空間になっている箇所になります。カルガモたちののどかな光景です。以前あった中洲はヨシなどの植物による緑の島と水の環境のバランスが良く,中州周辺では,イシガメやクサガメの産卵場になっていたり,鳥類でもヨシが少し生えている箇所では草地系の主が何種も見られたりと河川生態系として面白い環境を提供していました。今年度は,北大路大橋と北山大橋区間で中洲が完全に撤去され,中州が無くなった分,水面の面積が増えました。数年前には北大路大橋の下流部で中州撤去が行われ,現在はまた中州が戻ってきていますので,恐らく同じ状態にいずれ戻るでしょう。中州撤去は大雨等による賀茂川の氾濫の可能性もあるため,人命優先を考えると定期管理として必然且つ必要なことです。いずれまた土砂堆積することで,今いなくなった生き物も恐らく戻ってきます。必要的な人為的な定期攪乱といえます。
 
 さて,そういった中で最初に多く見られたのがサギ類とこのカモ類であるカルガモたちです。単に池の様に水面の面積が増えたためカルガモが増えたのではありません。大量にパンの耳をもって与える人がいるようで,カルガモたちはそれを目当てにどうも集まってきているようです。今年生まれたと思われるカルガモも多く見られ,常時20羽程度見かける事が多くなりました。この光景,実はいびつな状態だと言うことにもなります。適正な餌の分量を越えているようですので,ノゴイ(野鯉Cyprinus carpio (L. 1758))もこの水面で多く集まっています。これとは別に,子供たちが鳥や魚たちを観察している光景も見ますので,こういった面も考えると色々と都市の中にある京都の自然の豊かさを様々な角度で考えさせられます。鳥と魚が集まっている光景,人と生き物・自然との共生を考えていく上で難しい問題です。
 
賀茂川のカモたち
 

2017/07/23

スズメの話

 研究室のバルコニーにスズメ(Passer montanus Linnaeus, 1758)が来ていました。子スズメと親スズメです。巣立ったばかりのスズメの親子です。餌を盛んにねだっています。
 人の生活圏にスズメはいます。逆に言えば人の生活圏が無くなるとスズメもいなくなります。人と近接した生活の中での面白い習性です。関東圏では減少しているといった報告もありましたが,関西,京都では逆にスズメを多く見かけますし,私自身京都に赴任してから観察をしていく中で,増えているのではないだろうかと思う所もあります。ある場所では実際増えているなというのは分かっているのですが,理由は「生息できる環境がある」,「生息する環境に柔軟に対応している」などが挙げられますので,今後とも注目していきたいところです。
 研究ベースでも面白い町中の人に近い小鳥ですが,見るだけでも面白いので,是非皆さん少し眺めてみてください。色々なしぐさを観察するだけでも大変面白い小鳥です。
 
ご飯をねだっています
 

2017/07/18

高瀬川界隈での調査

 ゼミ生が調査をしています。高瀬川界隈から寺町,宮川町などで景観に関しての調査中です。祇園祭の 山鉾巡行が終わってからしようと決めていた景観の調査です。この所の連日の京都市内は大変暑く,その中で頑張っています。
 
調査中です
 

2017/06/26

ケニアの鳥5・ブロンズトキ

 ブロンズトキ・Glossy IbisPlegadis falcinellus (Linnaeus, 1766))がカカメガ国立公園(Kakamega National Par)の森の中で見かけました。林道を歩いています。湿地帯に見られますが,森の中で盛られるとは思いませんでした。近くに湿地などの水環境があるのだろうと思います。光に当たると光沢が大変美しい鳥です。

歩いています

2017/06/25

ケニアの鳥4・マミジロツグミヒタキ

 ナロク(Narok)で見かけたマミジロツグミヒタキ・White-browed robin-chatCossypha heuglini Hartlaub, 1866)です。人懐っこい感じの鳥で,鮮やかなオレンジと黒が印象的です。

オレンジが鮮やかです

2017/06/24

ケニアの鳥3・セイキチョウ

 エルドレットという町でセイキチョウ・red-cheeked Cordon-bleuUraeginthus bengalus (Linnaeus, 1766))を見かけました。大変かわいらしい鳥で,目立ちます。

枝葉をくわえています

2017/06/22

ケニアの鳥2・チャイロネズミドリ

 この鳥は,チャイロネズミドリ・speckled mousebirdColius striatus (Gmelin, 1789))といいます。名前が「ネズミドリ」という名前で変わっているなと思っていましたが,英語でもマウスバードと言うことで,英語が最初で日本語は後から付けられたのでしょうね。頭頂部の羽が逆立っていて中々,かわいらしい鳥です。写真は巣立ったばかりの若鳥たちです。

四羽のわかどり

2017/06/21

ケニアの鳥1・シロエリオオハシガラス

 ケニアには多くのカラスを見かけます。日本で見る黒いカラスもいますが,シロエリオオハシガラス・white-necked ravenCorvus albicollis Latham, 1790)のように白が目立つカラスもいます。彼らは,町のスカベンジャーです。町中でも農村部でも見かけます。なかなか,見ていて飽きないカラスです。

きりっとしています

2017/06/14

能勢のカエル

 ここには,トノサマガエルが普通にいます。周辺の農空間がそうさせているのだろうと思うのですが,ここ「野間の大けやき(国天然記念物)」の横に作られた菖蒲のちいさな池にたくさん見られたのです。また,大ケヤキの横にはお社があり,そこには『「まむし」に注意してください』の看板と,大ケヤキにはアオバズクも来ているそうですので,トノサマガエルにとっては捕食される天敵だらけのようです。

とのさまがえる

2017/06/08

街路樹の通りでの鳥類調査

 京都市内は美しい街路樹が並んでいます。その中を南北に通る街路の一つである堀川通を中心にゼミ生が鳥類調査を進めています。堀川通は本研究室で何度か調査通り度して使っていますが,北から南へ通りを下るごとに様々な色合いの街並みが見られ,個性豊かな空間を創り出しています。街路樹も同じで,緑化の豊かさと樹種といったように様々な個性の空間が広がっています。どういった鳥類が飛来するのか,これからの結果が楽しみです。

朝から調査です。車はまばらです

2017/06/07

京都御苑での鳥類調査

 今年度から始めた鳥類調査です。これから経年的に見ていくのですが,この時期はアオバズクもいますので,さまざまな鳥種がみられていくのが楽しみでもあります。ゼミ生が中心に調査を進めていきます。早朝ですので大変ではあるのですが,頑張って進めていくと思うところです。

御所横で調査

2017/05/16

飛び跳ねる雀

 研究室に入って,部屋を出ようとしているスズメです。飛び跳ねています。中々かわいい感じです。春を過ぎて初夏になる時期に,よく研究室へ入ってきます。

飛び跳ね

2017/04/15

桜とねこ

 桜の花を眺めているようなねこ。桜を見ていないと思うのですが,春うららで眺めているような感じを受けました。

ねこ,さくら眺める

2017/04/07

大学のスズメ

 春になり,大学に生息しているスズメの動きが活発です。行動を見ると面白いほど動き回って採餌しています。生き物がどんどん動き出す春です。

休息中のスズメ

2017/04/04

津和野城のアナグマ

 春,アナグマ(Meles anakuma Temminck, 1844),冬眠より出てきてまだ意識がしっかりしていない感じです。穴を掘るので,お城のような史跡には問題がありますが,顔を見ると愛らしいです。ある地域では減少している哺乳類ですが・・。
すこし寝ぼけているようです

2017/03/02

洲本市の旧益習館庭園

 洲本市にある益習慣庭園です。今,丁度,梅が咲いています。大きな庭石と梅です。

梅がきれいです

2017/03/01

賀茂川河川敷からの夕焼け

 この時期の夕焼けがきれいです。賀茂川からの夕焼け。ニレ科の植物の枝の風景。そして夕焼けの茜色と淡い青い色。一瞬一瞬が刻々と変わる色の風景です。何かに収めたくなる色合いですが,自然にはかないません。思ったように色を取り込めません。人の限界を感じます。

分きざみで色が変わります

2017/02/28

賀茂川のトビとカラス

  にらみ合っています。トビがどこからか魚を持ってきました。トビが食べている光景をハシボソガラスが見つめています。トビが1羽だと複数羽いたカラスの方が優勢でしたが,後程駆け付けたトビと合わせて2羽になるとカラスたちは飛散していきました。残るは1羽のみです。この状態が10分ほど続いていました。観察のしがいが有ります。

お魚を食べています






 

2017/02/27

大徳寺の梅

梅が咲いています。光の春と相まって綺麗です。季節が徐々に変わってきています。

綺麗に咲いていました

2017/02/04

吉田神社の節分

 吉田神社の節分祭に行って,3年目です。今年は3年ぶりの火炉祭でした。初めて見ました。火が大きく天に伸びていきます。昨年の火炉祭と全く違いました。その後,大元宮内院への参拝。こういった空間はとても落ち着きます。昔からの空間の在り方は引き継いでいくべき日本の文化です。

日本中の神様です

2017/01/01

東神明社

 吉田神社の東神明社。新しい年の始まりです。

鏡餅