飛び石も楽しい鴨川です |
2016/12/30
2016/12/05
2016/11/21
2016/10/26
圓通寺借景庭園
2016/10/25
2016/09/17
西安点景4 ランドマーク
2016/09/14
西安点景3 西安の城壁
2016/09/13
2016/09/12
2016/09/02
2016/08/22
植物園鳥見学の下見
2016/08/21
2016/07/31
2016/07/20
公園の中の地蔵尊
毛馬桜之宮公園の北西部,毛馬閘門の近くにある公園内にこの地蔵尊はあります。祠の横には,「浜地蔵尊」,「延命地蔵尊」とも書かれてありました。鳥類調査の際に,拝見したのですが,一体のお地蔵様の目からは,水の様な感じで,涙の様なものが少し流れ出ていました。何か言い伝えがあるのかと調べてみたのですが,結局分からずじまいでした。
この公園は南の方は有名な桜の名所ですので,多くの方が訪れます。このお地蔵様のいる場所まではあまり人が来られない感じです。とはいえ,私が訪れたときは,きれいに低木草本が剪定され,すっきりとしていました。その中に,楠の樹木と祠,その中にお地蔵様となんとも良い空間が広がっています。特に祠の横の楠が神樹のように,こじんまりと寄り添っている様は,大阪の大都市圏内で何か考えさせられる空間を創り出している感じがしました。
周りは高層建築物や町工場,大川の河川といった空間配置の中での緑の場,その中に楠が植わっているのは,公園の中心的なアクセントをランドスケープとして創り出しています。何度か訪れたくなる空間です。
ほっとできる空間です |
2016/07/15
2016/07/03
2016/06/29
新山口駅の自由通路の壁面緑化
2016/05/31
2016/05/02
2016/03/31
2016/03/12
2016/03/01
京都の三月の雪
2016/02/29
遊子水荷浦段々畑
この段々畑を目的に行きました。はじめは外泊の石垣段々集落を見に行った後に遊子へ。息をのむ光景とはこういったものだと思いました。この平成の時代にまだ日本で,ここまで素晴らしい石垣の空間が広がっていることに感嘆します。昭和の高度経済成長以前では,当時の写真などを見ると愛媛南予あたりには多く見られた光景ですが,今は断片でしかありません。そういった中でこの水荷浦の光景は連続した石垣が残っています。これは単に光景が素晴らしいだけではなく,先人たちから,延々と引き継いだ今の管理されている人たちのご苦労が,目に映ってくるようです。これは,その上に成り立った結晶した光景に他なりません。とにかく素晴らしいということと,ため息しか出ない光景なのです。
愛媛大生時に,こういった光景が有るのは知っていたのですが,大学の有る松山から南予へは遠く,行く機会が無く,今回この光景を見るにあたって,なぜ学生時代に行かなかったのかと悔やまれてなりませんでした。その当時ならもう少し石垣の空間がまだ各地に多く見られたのではないかと思ったからです。今回,この水荷浦段々畑の周りの空間にも補修と思われる新たな石垣空間を見かけましたが,草に埋もれてしまう空間も多く,人の手の少ない中で,徐々になくなっていくものもあるのだと思ってしまいました。とはいえ,この水荷浦ではまだまだ現役の石垣段々畑が広がり,人の手による美しい造形に多くの人が見てもらえたらと思いました。ランドスケープとしても今見ておくべき光景の一つです。
愛媛大生時に,こういった光景が有るのは知っていたのですが,大学の有る松山から南予へは遠く,行く機会が無く,今回この光景を見るにあたって,なぜ学生時代に行かなかったのかと悔やまれてなりませんでした。その当時ならもう少し石垣の空間がまだ各地に多く見られたのではないかと思ったからです。今回,この水荷浦段々畑の周りの空間にも補修と思われる新たな石垣空間を見かけましたが,草に埋もれてしまう空間も多く,人の手の少ない中で,徐々になくなっていくものもあるのだと思ってしまいました。とはいえ,この水荷浦ではまだまだ現役の石垣段々畑が広がり,人の手による美しい造形に多くの人が見てもらえたらと思いました。ランドスケープとしても今見ておくべき光景の一つです。
石垣が山頂まで続きます |
2016/02/18
川の線
京都の高野川の川底です。線が見えます。特に何となくなのですが,以前から気になっていました。北山の方での大雨などの際には,線が乱れます。穏やかになるとほぼ同じ場所に線が見られます。川砂と藻の関係だと思うのですが,規則正しい直線を作っています。山から石が流れて来たら,形状は変わる自然の造形ではあるのですが,人が思ったような感じにはならないのが面白いかもしれません。
水は造園,ランドスケープデザインにおいて,大変面白い素材です。水の流れは同じ形状が無いものです。だからこそ面白いのでしょうね。中でも水の流れを見ると,その最たるものだなと感じます。水の動きによって,光によって,風によって,気温によってどんどん変わっていきます。この川底の線の造形もそうですが,素材として活用したくなる気持ちが良く分かります。そういえば,身近な京都での寺院の庭や,私の好きなイサムノグチの作品にも水が多様に使われていますし,そういった作品を眺めているといつも同じではない,完璧さではないものの楽しさが見えてくるようです。
水は造園,ランドスケープデザインにおいて,大変面白い素材です。水の流れは同じ形状が無いものです。だからこそ面白いのでしょうね。中でも水の流れを見ると,その最たるものだなと感じます。水の動きによって,光によって,風によって,気温によってどんどん変わっていきます。この川底の線の造形もそうですが,素材として活用したくなる気持ちが良く分かります。そういえば,身近な京都での寺院の庭や,私の好きなイサムノグチの作品にも水が多様に使われていますし,そういった作品を眺めているといつも同じではない,完璧さではないものの楽しさが見えてくるようです。
川の水が落ち着くと線が出来ます |
2016/02/04
吉田神社大元宮
吉田神社の節分祭は大変人が賑やかに来られ,多くの人が参拝されています。斎場所大元宮も節分祭の時期は参拝できます。全国の神様をお祀りされている場所です。それぞれの國の名前が書かれた額があります。例えば,「佐渡國」や「筑後國」,「播磨國」などなど。日本は多くの国で出来ているのだなと実感できます。それぞれの國,町に文化や風習,伝統文化や方言があり,豊かな町々がたくさんあるのだなと感じます。ただ,高度経済成長期以降の発展,平成に入ってからの移動や情報の急激な発達から,その町々の個性が徐々に均一化されていることが残念かもしれません。周りの国にも目を転じていくと,日本だけではなく,東アジア全体がそうなっているようで,町々の「本当の個性」は何だろうか?と考えていく必要がある時代に入っているのではと思います。
日本中の神様がいます |
2016/01/27
糺の森とイカル
冬の寒い時期に入ってから,糺の森には多くの鳥類が観察されやすくなりました。ニレ科やアサ科植物の葉が落ち,疎林状態だからこそ観察しやすいのですが,現在,大径木ではクスノキが半分ほど占められ,繁茂していることから,徐々にニレ科やアサ科植物中心であった糺の森本来の形にはなっていないのも残念な事です。
毎日見ている糺の森ですが,ここ最近はイカルの大群が押し寄せています。昨年も多かったのですが今年はそれ以上,2倍以上増えている感じがします。今は500羽から400羽程度いるのではないでしょうか。落ち葉の上をカサカサ動き回り,採餌に必死です。観察してみると,人が動けば大変警戒するもの,じっとしていれば意外と近くまで採餌によっても平気なようです。かわいらしい鳥です。
毎日見ている糺の森ですが,ここ最近はイカルの大群が押し寄せています。昨年も多かったのですが今年はそれ以上,2倍以上増えている感じがします。今は500羽から400羽程度いるのではないでしょうか。落ち葉の上をカサカサ動き回り,採餌に必死です。観察してみると,人が動けば大変警戒するもの,じっとしていれば意外と近くまで採餌によっても平気なようです。かわいらしい鳥です。
糺の森での発掘現場とイカル |
2016/01/20
2016/01/13
2016/01/11
祇園のえべっさんと四条大橋
四条大橋を練り歩く八坂神社蛭子社の祇園のえべっさん,七福神です。私も毎年参拝に行きますが,町の空間とこの蛭子社はとてもしっくりした感じになっています。参拝客の熱気がそう見せさせるのかもしれません。
学生の就職を担当したり,見たりしていく中で,ここ数年来,景気が良くなりつつあるのかもしれない・・・と思いつつ,人によっては毎年不景気だという方もいて,人それぞれに景気の掴み方が違います。そのような事を少し考え,八坂神社蛭子社へ行くと,大勢の人がお参りを一生懸命され,帰りにお社の横をドンドンと叩かれている光景を見ると,神頼みとはいえ,地元に密着したお社だと感じます。商売を生業にしている訳ではない私も,学生たちの就職の事もあるので,日本にとって良い景気の1年であるよう参拝をしました。
写真の七福神の練り歩きの向こう,四条大橋の北方にある北山の連山が今年,この時期でもまだ雪が積もっていないことから,青々としているのがなんだか不思議な気がしますが,山のスカイラインと,鴨川や高瀬川の流れ,そして南座などの文化の豊かなこの四条大橋界隈の雰囲気は,京都らしい空間の一つです。
学生の就職を担当したり,見たりしていく中で,ここ数年来,景気が良くなりつつあるのかもしれない・・・と思いつつ,人によっては毎年不景気だという方もいて,人それぞれに景気の掴み方が違います。そのような事を少し考え,八坂神社蛭子社へ行くと,大勢の人がお参りを一生懸命され,帰りにお社の横をドンドンと叩かれている光景を見ると,神頼みとはいえ,地元に密着したお社だと感じます。商売を生業にしている訳ではない私も,学生たちの就職の事もあるので,日本にとって良い景気の1年であるよう参拝をしました。
写真の七福神の練り歩きの向こう,四条大橋の北方にある北山の連山が今年,この時期でもまだ雪が積もっていないことから,青々としているのがなんだか不思議な気がしますが,山のスカイラインと,鴨川や高瀬川の流れ,そして南座などの文化の豊かなこの四条大橋界隈の雰囲気は,京都らしい空間の一つです。
ランドスケープとして見てみても,時間をかけた豊かな空間を作り上げている場所です。空間を学ぶ上で,大変面白い場所でもあるこの四条界隈ですが,昨年には歩道幅も広がり,いよいよ変化が大きくなっていくのではないかと期待もしています。今年1年は日本にいることの方が多いので,京都の四季をしっかり見る機会になれそうです。
練り歩きです |
登録:
投稿 (Atom)