2012/04/29

神社の狛鼠


 この狛犬を見て,たぶんですが,ネズミだろうと思いました。京都には神社も多くありますので,色々な犬や兎,猿,狐などの様々な動物たちが見られます。神社で動物たちを見て歩くのも京都の神社見学としては楽しいかも知れません。

komanezumi

2012/04/28

電線と太陽


 季節が少し前の写真になりますが,京都の街中を歩いているときに,夕日が電信柱と電線に架かってとても美しい光景に出くわしました。ほんの一瞬の,角度もちょうど良い具合に,光の線が見えてきそうな,太陽です。

 街の中でのほんの一瞬の明るさを感じることは,太陽の明るさだけではなく,それを引きたさせてくれるものがあってこそだと実感した瞬間でした。

太陽

2012/04/25

京都の街中での鳥類調査


 ゼミ生とともに鳥類調査をしています。調査をしてつくづく思うのは,街の中の緑の空間には,何かしら生き物は見られることです。京都は三方山に囲まれているので,そういった事も大きく影響しています。生き物から街の状態の健康状態が見えてきそうです。

街の中の鳥の調査中

2012/04/17

京都の社寺林の調査


 現在、ゼミナールの学生と社寺林内の調査を始めているところです。この調査がゼミ生の卒業研究になります。現在どのような社寺林があり、それが都市の中でどう存在しているのかを探ろうとしているところです。京都は、都市内に多くの緑のパッチがあるので、それとのかかわりがどうなっているのか、興味深い所です。

調査の風景

2012/04/13

東山界隈

 東山の一帯は、空間や日本建築が一体となって日本の街らしい景観を作り出しています。写真もその一つです。落ち着いた風情を描き出しています。


お店の布看と街並み

2012/04/12

東山の桜


 京都の東山の産寧坂(三年坂)に毎年美しく桜が咲きます。多くの人が、この桜を見て、感激しているような気もします。この桜はこの坂道にとてもよく合う桜です。見上げると桜と日本の家屋と空が見られます。坂には大勢の人が歩いていますので、目を下すと、人の波が見えてきます。再び見上げると、そこだけは、桜と空の美しい景観が広がっているのです。

 人の見る目線によって、大きくその変化が感じられる場所は、変化が楽しめる一つの景観ともいえるのではないでしょうか。毎年、見ることが楽しみになっていく、京都の桜のひとつです。

家屋と桜と空

2012/04/08

七本松中立売の枝垂桜


 七本松中立売にある立本寺の境内に立派な枝垂桜が今、きれいに咲いています。本堂の漆黒の空間と存在感が、桜の淡い感じと合いあわせてとても美しく感じます。また、空の夕闇の色と、宵の明星が、桜を引き立たせてくれているように感じました。
 夕闇の濃い青い色の美しさと、淡い桜色の美しさは、何とも言えない色を照らし出してくれているようです。

群青色の空と桜

2012/04/07

千本今出川通りの桜


 千本今出川通りは、東西南北、クロスして道路が通っています。その四隅には、街路樹としてサクラが植えられており、この時期、美しく咲かせてくれます。面白いことに、この四隅に植えられているサクラは、咲く時期がそれぞれ違うのです。サクラにも個性が大いにあるのでしょう。ちなみに先に咲くのが南側にある写真のサクラです。

 サクラの街路樹は、季節感を感じますので、アクセントで桜を植えている空間は楽しいと思えますし、サクラの街路樹トンネルなども楽しいなあと思ってしまいます。

千本通の桜

2012/04/06

水火天満宮の枝垂桜

 京都堀川通の鞍馬口近くに水火天満宮があります。そこにあるシダレザクラ(Cerasus spachiana f. spachiana)がちょうど咲き始めています。これから、美しい花を咲かせていき、春らしい装いをかもしだしてくれることでしょう。季節の変容は、植物の状態を見ると感じます。もちろん気温もそうですが、生き物の変化は、私たちが思っている以上に分かりやすいものです。

咲き始めです

2012/04/02

大学横の街路樹


 新年度に入り、早々に良い天気です。

 大学の裏の通りには、ハクモクレン(Magnolia heptapeta)がちょうど咲き始めて、青空に美しく映えています。咲き初めのハクモクレンは、その花弁の白さがとても美しい花です。街路樹に使われているハクモクレンは、その通りを美しく映えさせてくれるようです。サクラの花が咲く前に、季節の変化を感じさせてくれる白い花です。ただ、ここ最近は咲くのが早いような気もします。

青空と花

2012/04/01

春らしい生け花


 退職する教員の祝賀会を京都で行いました。その折に、生け花を学んでいるゼミ生が一所懸命に活けてくれました。春らしく、桜やミモザを配して、美しく仕上げてくれました。活けてくれたゼミ生の流派は草月流です。

春の装いです