2020/03/30

賀茂川の土手の桜

 賀茂川土手の桜がそろそろきれいではないかと思い,見に行ってきました。まだ満開ではありませんが,それでも美しく咲き誇っています。この出町柳近くの葵橋当たりの桜は毎年きれいに咲きます。今年もきれいに満開になりそうですが,人が多いところはあまりいけません。少し早めに見に行き,人と離れての撮影です。

桜が今年もきれいです


2020/03/29

キンクロハジロとツバメ

 キンクロハジロ(Aythya fuligula (Linnaeus, 1758))が賀茂川を泳いでいる横に,ツバメがサーっと飛び回っています。もうすぐすると,欧州や中国南部,インドなどへ戻ります。この個体はどこへ行くのでしょうか。春の季節には夏鳥のツバメと冬鳥のカモ類がちょうど重なる時期ですので,様々な鳥の種がみることのできる時期でもあります。

ツバメが追ってます


2020/03/24

採餌するホシハジロ

 ホシハジロ(Aythya ferina (Linnaeus, 1758))です。人を気にせず,賀茂川の土手で,一心不乱に採餌しています。雑食性ですが,草や種,根などを一生懸命食べている光景です。もうすぐ,バイカル湖のシベリアやヨーロッパへ行く準備もあり,食べているのでしょう。


卒業式の日で見かけました

2020/03/23

研究室から見るコゲラ

 大学の研究室の部屋から見ることができるコゲラ(Dendrocopos kizuki Temminck, 1836)。最近よく研究室の窓の外の木に来ます。気になる鳥です。このブログにも都度都度と出る鳥の一つです。
 大学内で止まる木や突く木はほぼカツラ(Cercidiphyllum japonicum Sieb. & Zucc.)の木が多いようです。昨年もその前も,私が赴任してからずっとですが,年中見かけますが,決まってカツラが多い気がします。おそらく虫がつきやすいのでしょう。「ジィー」とよく鳴く小型キツツキです。

かわいらしい顔をしています


2020/03/21

トビとパン

 府立植物園でトビ(Milvus migrans (Boddaert, 1783)2羽がドイツトウヒ(Picea abies L. H.Karst.)の枝の上でパン(デニッシュパンのようでした)を食べていました。おそらく,来園者からうまく掠め取ったパンなのでしょう。2羽で喜びながら食べている風景をみて,つい,暫らく観察をしてしまいました。パンを取られた人は怪我をしなかっただろうかと思いましたし,そもそもお昼のパンを取られたことで,食べ損ねただろうと思うと気の毒です。しかし,トビはパンを食べて喜んでいますし,食べる様の観察の機会を与えてくれましたし・・・。
 都市で人と生き物の関係を考え,どうしたらよい都市の生態環境になるのか,これからの研究テーマの一つでもあります。とはいえ,トビのあまりにも喜んだ顔が何とも言えずいい顔をしていて,考えがまとまりそうにありません。


喜んでます

2020/03/20

ツバメ来る

 ツバメ(Hirundo rustica Linnaeus, 1758)が来ました。場所は北大路商店街です。北大路商店街はツバメ団地です。商店街のお店の電光看板の上に巣を作っています。これからツバメたちのにぎやかな声が響いてくれると思います。
 ツバメを見ることは,毎年の風物詩で私にとっては楽しい季節の便りを読んだような気がしますが,人によってはとらえ方が違うのは仕方が有りません。商店街の多くの店舗では巣を作られても,「ツバメがいます」といった表示でお客さんに注意を促していたり,糞の落下等の注意書きが有ったりと,ほほえましいのも多くあり,少しホッとするところです。
 この時期のツバメを見ると2月にバングラデシュへ調査に行っていた時のことをいつも思い出します。バングラデシュのチッタゴン空港に数多くのツバメが飛び回っている光景です。いっぱいの虫を食べて,日本や台湾へ行く準備をしているのでしょう。そのうちの何羽が日本へ無事にたどり着き,日本の春から秋までおれるのだろうかとつい,思ってしまいます。できるだけ優しい気持ちで見守ってほしいと思う所です。

夜ですが鳴いていました