このシュロは、庭木としてもかつてよく使われていました。その名残が有るのかもしれませんが、このような山岳の圓教寺にでも確認できるのかもしれません。京都の堀川の戻橋より今出川までの場所には小さなシュロが多く自生しています。これも為的ではなく鳥類による種子散布によるものなのでしょう。
シュロは南国のイメージが強い植物ですので、これが多く自生しだすことで、圓教寺の景観が大きく変わらなければと良いと思うのですが、今後どうなるのか。また堀川の方でも京都らしからなぬ植物のシュロが増えることに、景観としてどうなのだろうかと思わざるをえません。
圓教寺で見られるシュロ |