2011/08/30

京都の秋の空

 京都の空は、もう秋の装いを感じます。午前中の一定の時間には、まだクマゼミが少し鳴き、昼間には、アブラゼミヒグラシが頑張って鳴いていますが、感じは秋のような雰囲気を持っています。日中の暑さはまだ厳しく残っていますが、入道雲の沸き立ち方も弱々しい気がします、朝の一刻や夕方の頃には、秋の空が広がるようになりました。台風が近づいているからかもしれません。

 もう、二十四節季の「処暑」は、過ぎてしまい、間もなく「白露」に近づいています。今年の夏の季節は、不安定で季節感がなんだか慌ただしい感じでした。見上げる秋の空は、薄青で空高く、子供の頃の思い出や中国に居た秋の風景を良く思い出します。空が高く澄み切った光景は、いつ見ても美しいものです。そういった光景をこれからも見られたらいいなと思いました。天高く馬肥ゆる秋。まさにその通りで、これから色々と美味しいものが身の回りにあふれていきます。それも秋の楽しみの一つですね。

再来一杯!秋天!

秋空