人間の気配を感じると、ごはんを欲しがります。私が院生の頃に「うちのカメ―オサムシの先生カメと暮らす」という本を読んで、なるほどなあと思ったことがあり、人にだいぶ慣れるものだと思いました。このイシガメも同じです。カメは、基本的にみんな同じなのでしょうね。
私がカメを飼育するのは、初めてではなく、最初は幼稚園の頃からです。カメが好きで、飼育をずっとしていました。ただ飼育のたびに、何度か盗まれました。なぜなら庭で日光浴をさせていたからです。そこは人の目のつく所でしたので盗られてしまいやすかったのでしょう。一番長く飼育しているのが、震災の年の95年の6月から神戸の実家にいるイシガメです。神戸市西区の野池でつい捕まえてしましました。今では、夏場、大きなトロ箱で飼育し、冬場は家の中に置いた水槽で飼育しています。今では、大きく貫禄があります。食べる量も多いです。
研究室のイシガメは、まだ2歳になっていません。大きさもまだ小さいですが、昨年より断然大きくなりました。食欲が旺盛なのは、これから大きくなっていくからなのでしょう。出来れば、実家にいるイシガメのように、あまり大きくなってほしくはありませんが…。
ニホンイシガメ |