美術作品は、画集でも勿論見ることはできるのですが、やはりオリジナルを見ることは大切かつ重要です。作家が絵に向かっている際の気迫や気持ちもその作品の前から出てくること、それは画集から見ることのできない重要な点だと云えます。もちろん、その絵のタッチなどもオリジナルから見て取ることができ、学ぶことは多いはずです。この展示会をきっかけに、たくさん来ていた子供たちが、絵への興味を持ってくれるような気もする楽しい企画展でした。
私自身も、こういった企画展示会にぜひ大学のデザインの講義などへも活用していきたいと思いました。さて、どう学生さんたちに学んでもらえるようにしていくのか…。研究の合間の、私の夏の間の宿題になりそうです。
※山本二三展は、神戸市立博物館で、9月25日まで開催中です。
詳しくは、市博のホームページをご覧ください。
神戸市立博物館 |