2011/11/20

東京の公園の事例

 東急世田谷線の上町駅を降りて、東京農業大学まで歩いた時に、道路に接している一つに公園に目が留まりました。特段、珍しい公園というわけではないのですが、シンプルすぎて、公園というよりも昔あったような空地の様相で、つい目が留まったのです。ぽっかりとした空間だけの、遊具等もなく簡素な街区公園です。ただその上には、空が広がり、気持ちがよい空間にもなっています。

 朝でしたので、ちょうど犬の散歩などに使われていました。この公園の三方の周囲は、高めのフェンスで囲んでいますので、ボール遊びなどにも使える空間になっており、ボールが戸建住宅に飛んで行かないようにされています。また、遊具も何もないので、子供たちは、自由に走り回れるように考えての公園であるのでしょう。フェンス以外、特段何もないので、四方から目が届き、ある意味、防犯に対しての非常に優れた公園ともいえます。

 若干、理解しづらかったのは、ディズニーの白雪姫と小人が入り口にいたことです。子供たちに親しみやすくするための塑像かも知れませんし、子供たちに親しんでもらえるよう考えて置かれたのかもしれません。ある意味、ユニークな公園ですね。

シンプルな公園