2011/11/07

鴨川の川面の光と夜の景観

 北山大橋に向かう半木の道からの撮影です。夕刻に太陽が沈んでしまうと、晩秋のこの時期は、急に暗くなっていきます。エノキなどの樹木が岸辺を暗くしていますが空はまだ若干、明るさを保ちつつ、来たる夜に向けての時間を過ごしているようです。

 暗くなると、車の赤いテールランプなどが、北山大橋を通る際に、川面に映してくれています。川の水の流れと、その光の映り込みの変化が、見ることを書きさせない美しい造形を作り出してくれています。日々の生活の一コマの映像ではあるのですが、きれいな景観を見せてくれているような気がする京都の日常です。

鴨川の夜の間際