2011/09/27

大学での学部生の中間発表

 今日は、学部生の中間発表の日です。研究室所属のゼミ生3人は、しっかり発表を頑張ってくれました。1人は京都市内での鳥類飛来と街路樹との関係について、2人は景観ですが、京都市白川の景観についてと高砂市の石の文化的景観についてです。3人とも時間内にプレゼンができ、ほっとしました。ただこれからあっという間に時間が無くなりますので、これからがゼミ生たちの勝負になってきます。調査データを集めること、それらの解析をしていくこと、論文にしていくこと・・・。なかなか、休めない日が来るような気がしていますが、昨年と同様に、皆さん頑張ってくれると思います。

 今日は、とても快晴で、秋の涼やかな一日でした。昨年に比べて、涼しいような気がします。秋晴れは気持ちがいいです。この秋晴れのようにすっきりとゼミ生の論文が出来上がれば、安心するのですが、まだこれからですので、心配は多くあります。

 9月の秋になり、秋の虫の声もどんどん増えているような気がします。通勤の途中に声をよく聞きますし、帰宅する夜にはもっと多くの虫の声が聞こえます。なかなか楽しい時間です。空間を切り取ることは難しいですが、音も切り取れれば面白いかもしれないと考えながら、虫の声を聞いて帰宅しています。虫の声は、季節感を醸し出す良い要素で景観の要素でもあるのです。さて、この景観要素は目に見えないのでどう扱えばよいのでしょうか。景観は答えがなかなか出てこない難しい研究テーマです。

鴨川の秋