このような感覚での似た風景は、東京でも見ることが出来ます。私が東京の亀有に住み始めた頃、綾瀬や亀有界隈をよく散策していました。また、職場は下谷にあったので、谷根千界隈もよく歩いていました。そういったときに、「とにかく緑を置きたい」、「緑を植えたい」といった気概を感じる光景をいくつも見ました。洗面器や発泡スチロール、古いシステムキッチンなど「土」が入れられるものであれば何でも植物を植えていました。人の緑への思いを色々と考えさせてくれます。
北京の胡同の中でも、東京の下町でも「緑」が好きなのは皆同じだと思いました。こういった光景は、私にとってとても興味深いですし、見ていて楽しい光景です。この光景は、緑化デザインの中で、ある意味、完成された美しさがあると見るたびに私は感じます。
緑の使い方 |