Lab.of Landscape, wataru fukui's blog
ランドスケープでの生き物や景観、デザインなどもろもろについて書いていきます。
2011/09/11
北京の街・天壇公園の西門前
天壇公園は、世界でも有名な円形形状の建築物がある公園です。訪れる方の多くは、その建築物の見学に来られています。建築があまりにも有名ですが、実はこの公園、建築物だけではなく公園そのものも、とても魅力があるのです。丁寧に管理された公園は、市民の憩いの場所でもあります。夕方の日の光が木々の間を通り抜けて、道の上に光を並べています。
この公園で散歩する人を多く見かけました。とても緩やかな時間の流れを感じました。夕方といった時間がそれを作り出しているのかもしれません。ニセアカシア中心の木々の緑は、光の散光によって美しく見え、丁寧に管理された空間で、とても美しい時間と空間を提供してくれていること。これは、北京で生活する人、そこへ訪れる人へのより良い時間を提供しているように思えます。
木々の緑は、使い方によってとても豊かな気持ちにさせてくれます。緩やかな夕方の楽しい時間です。
夕方の天壇公園
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