2011/10/14

京都の和菓子 粟餅

 京都へ移り住んで、「和菓子」を食べるのが多くなりました。神戸や東京にいるころから、私にとってのお菓子と言えばケーキなどの「洋菓子」が多かったのですが、京都ではやはり和菓子だと思ました。とにかく和菓子屋さんが多いのです。神戸でのケーキ屋さんが多いのと同じ感覚を覚えます。

 和菓子でも色々な種類があり、歴史や伝統を感じさせるものが多くあります。長い時間をかけて形を変えずに維持されているお菓子は、色々な意味を持っているそうです。写真のお菓子は、粟をつかったお餅です。神田で粟ぜんざいを食べたことがあるのですが、東京と味と何となく似ています。どちらも歴史があり、街の人たちが慣れ親しんでいるものだと感じました。

 お菓子一つにも色々な意味を持っていることは、興味深いことです。なにかしらの研究テーマになると、京都に住んで以来、思っています。いつか研究成果を出す機会があればとも考えているのですが、食べることが主になりつつあるので、それはそれで、私にとって問題が多いようです‥。

粟餅