2011/10/04

博物館と遺跡と緑道

 兵庫県の瀬戸内側に播磨大中(おおなか)遺跡があり、そこに兵庫県立考古博物館があります。博物館は、屋上緑化と壁面斜面緑化がされており、周りにある緑の空間と調和しているようになっています。また周囲には、弥生期の竪穴式住居も復元され、訪れる人にとって色々なイマジネーションをかきたててくれる場所です。古代と現代が織りなしている空間と言えます。

 JR土山駅を下車し、南口を出ると、旧別府鉄道の線路の跡地が緑道として整備されています。この緑道を通って、博物館まで歩いて行けるようになっています。季節の良い時には、良い散歩コースにもなる場所です。鉄道跡地を緑道に緑を活用している良い例と思いますし、緑道そのものもよく手入れがされています。

大中遺跡と博物館