2011/12/08

鴨川(賀茂川)模型制作と空間把握

 現在、環境デザイン演習の一環での地形模型作りから、空間把握を行い、その生態的な空間がどういった感じで構成されているのかを学ぶために、学部生と院生とで考えながらデザイン制作物を作っています。手で作ることによって、バーチャルではない空間把握ができます。これは、アナログな手法ではあるのですが、地形を読み取って空間を見ていくには良い手法だと私は思います。

 現在、賀茂川の一部の空間を作成していますが、そこにどんな生き物が生息しているのなどを考え、実際に調査に出向いて、どんな生き物たちがこの賀茂川空間にいるのかを探りつつ、それをデザイン化しようと学生さんたちは試みています。

 空間を把握する、フィールドに出る、デザインする。こういったことは、賀茂川という大きなフィールドが近接しているからこそできる、府大生ならではの贅沢な演習かも知れません。

制作中の光景