2012/08/21

街の中の晩夏の公園


 京都の大極殿跡にある公園の一風景です。大文字も終わり、もう秋が来るのではと思っていたのですが、やはりまだまだ夏でした。ただ、日差しの力は弱いような気はします。晩夏の日差しが公園の樹木を通して、影を作っています。セミの声も、ツクツクボウシが多くなってきました。

 街の中の公園は、私たちに多くの空間を与えてくれます。空の空間や緑の空間です。都市計画法にも示されていますが、公園は私たちにとって、健全な都市生活を営んでいく上で、重要な存在です。季節感を見いだすことも出来る場でもあり、造園、ランドスケープを学ぶ学生には、どういった意味が公園にはあるのか、是非考えてほしい身近な場です。

夏の公園