2012/12/28

チッタゴンのスラム

 チッタゴンの町中にスラム(slum)を見かけました。表通りから少し入った所です。環境的にもよい場所ではありません。以前、チッタゴン郊外の漁村へ行った際、そこのスラムに接する機会がありました。あれからもう5年近く経っているので、スラムといった空間が、町中には「鉄道の線路横沿いを中心とした場所には残っているものの、市内深部には余り無い」と考えていました。今回、町の真ん中あたりにまとまって残っていることに、認識不足であったと強く思いました。もちろん、表通りからは見えることはありません。自分自身、あまりにも表面しか目が届いていなかったことに、自身が情けなく思えて仕方がありませんでした。

 環境や生態、多様性を考える上で、何が重要なのか、改めて考える機会になりました。この機会は、多くの宿題を渡されたような気がします。


川はごみで黒く汚れています