2012/12/10

京都国際会館の庭


 大学院生の講義の一環で、近くにある国立京都国際会館の見学に今朝行ってきました。ちょうど雪が降っているところであり、寒いながらも、なんとなく京都らしい感じが出ています。館内の見学は、60年代のデザインをふんだんに見る事ができ、私自身も興味深い見学だったの一言です。見学の引率の方の説明も分かりやすかったので、学生たちもよく理解できたのではないかと思います。

 さて、館外のランドスケープデザインが私にとってやはり興味をもちました。池とその上の回廊。借景には、周辺の山を配し、その映り込みを池面に見せる演出。そして、今日の雪の空にとても合っている様は、相乗効果の美しさを作り出しています。また、建築の存在が、このモダンな庭園にとてもよくあっており、良く考えられた空間配置のデザインだと思いました。


雪が良く似合います