2012/01/11

神戸旧居留地の現代建築


 神戸の旧外国人居留地には、近代建築が多く残っており、神戸らしい雰囲気を残していますが、現代建築も多くあります。その現代建築の中でジーニアスギャラリー(デビスビル)がユニークな形状の建築です。1990年に建設されたこの建築は、表面のファサードを絵画の額縁のようにされ、そのものがギャラリーのような雰囲気を持っているような建築物です。

 この建築物が建てられたとき、近代建築が多い居留地にデザインが合っているのだろうかと思いました。しかし、建てられてから、もう20年ほど経ち、この居留地で馴染んでいるように思えます。時間がそういった空間を作り出しているのかもしれません。

街のギャラリーです