御所で揚げていた凧を見ていると、先日まで居た上海の外灘のエリアで連凧や金魚凧を挙げていた光景を思い出させてくれます。この御所での凧揚げ光景を見て、今の街中では、広い空間が少なくなったのだなと思わざるを得ません。私の子供の時を思い出してみると、家の前の須磨の海岸でよく凧を揚げていました。
考えてみると空に広い空間があったから、凧が揚がっているのです。しかし、今の時代では街の中での凧揚げは、貴重なのかもしれません。空間が狭くなったのだろうと思わざるを得ないのです。京都御所ではまだその空間があること。これは市民にとって共有できる財産でもあり、貴重な空の空間ですね。
空の黒い点が凧です |