2012/07/18

紫明会館と青空

 京都では、山鉾巡行も終わり、神輿渡御のお祭りがありました。伝統的なお祭りです。見ている人も暑さで厳しかったと思いますが多くの方が、京都の訪れてられたと新聞に記載されていました。伝統や文化は人をひきつけます。ランドスケープもそういったことを十分理解し、対応していくことが、良いアーキテクトになるはずです。そういったことを学生の皆さんにお伝えできれば、いいなと日々思っています。

 さて、そういったお祭りの中で、青空と太陽が厳しく照りつけつつある時間帯。紫明会館の建築と青空を見ると、私は、とてもノスタルジックさ感じるのです。なんとなくです。その時に感じることは、戦争前の雰囲気をなんとなく肌で感じられます。当たり前なのですが、私自身、経験したことはない昭和の大戦前の日本のなんとなく明るく、なんとなく不安定な雰囲気をこの光景を見ると感じます。

 言葉では難しいのですが、会館の雰囲気と夏の照りつけるような暑さ、そして緑の盛隆さが、何ともノスタルジックに見る人に何かを訴えているような気がしてなりません。

何ともノスタルジーな感じです