2013/11/12

京都東洞院六角通の六角農場


 今日も院の講義である都市緑化特論の学外見学日です。東洞院六角通にある八百一の郷六角農場へ見学をさせて頂きました(お世話になり有難うございました)。この六角農場は日本,おそらく東アジア圏でも特異な屋上農園だと思います。土だけでも50cm以上入れていることから建築の構造,躯体そのものから建築設計時からの計画された新しい都市内農場ということで特筆すべき屋上緑化です。

 その特筆すべき空間が,東京ではなくて,この京都市内にて設営されていることの意義は,とても高いものと思います。もともと,この京都市内,特に洛中の界隈には屋上緑化の良例がありません。それがこの4月に開園された六角農場の出現で大きく変わってきました。

 学生さんたちの学外見学ではあるのですが,その設営の意味や空間とのあり方,そこから派生する都市緑化の意義や生き物とのかかわりが面白いほどリンクしていくものと云えると思います。ぜひ,今後とも学生さんたちには定期的に見に行ってほしいフィールドです。
 
 
スタッフの方から説明を受けています
国内の農場地図パネルです