2021/11/11

大徳寺境内の赤松

 いつ見ても,京の大徳寺内の植栽はきれいにお手入れがされています。そして,いつ行ってもすがすがしい感じを受けます。自身のお寺でもあるし,家の近所なので散歩でも頻繁に訪れるのですが,行くたびに思うのは,「いつもきれいに剪定されている」というのを感じるのです。丁寧な剪定のお仕事を見て,「これは学生に見せた方がよいな」と写真を撮り,講義に使ったりしています。

 お寺や神社に限らず,個人も含めて,その所有されている場やお庭などをみると,その関わりのある方の気の掛け方,思いが見え隠れしてきます。少しの関わりなのでしょうが,京都ではそういった少しの気遣いや見せ方が見えてきますので,その点はいつも勉強になるところです。


アカマツの透かし剪定