愛媛大生時に,こういった光景が有るのは知っていたのですが,大学の有る松山から南予へは遠く,行く機会が無く,今回この光景を見るにあたって,なぜ学生時代に行かなかったのかと悔やまれてなりませんでした。その当時ならもう少し石垣の空間がまだ各地に多く見られたのではないかと思ったからです。今回,この水荷浦段々畑の周りの空間にも補修と思われる新たな石垣空間を見かけましたが,草に埋もれてしまう空間も多く,人の手の少ない中で,徐々になくなっていくものもあるのだと思ってしまいました。とはいえ,この水荷浦ではまだまだ現役の石垣段々畑が広がり,人の手による美しい造形に多くの人が見てもらえたらと思いました。ランドスケープとしても今見ておくべき光景の一つです。
石垣が山頂まで続きます |