2013/07/12

嵯峨野の水田での鳥類調査

 この時期の調査では,現地に行くまでが大変です。特に太陽が照る時間帯だとなおさらです。今日は調査指導でゼミ生と一緒に行ったのですが,夜が明ける前に出発しました。というのも,鳥類調査は明け方から始めるからです。現地には太陽が昇る前に行くことが多く,調査は始めの時間帯は快適に進められます。調査が終わり,大学へ戻るときには既に太陽がさんさんと輝き,暑さが恐ろしいくらいに襲って体力が疲弊します。自転車で戻るのですので,なおさら実感です。

 この広沢池の周辺水田へは,大学がある北山キャンパスから,自転車で約1時間ほどかかります。1時間かけても行く価値は十分あります。それは,この現場が京都市内の中でも豊かな水田と畦,畑地などが混在した魅力的な空間だからです。鳥類にとっても恐らく良い空間なのだと推察しています。現在,この暑い中,自転車で通って頑張っているゼミ生の水田調査もやっと半ば。この鳥類データから今後,何が読み取ることの出来るのか楽しみです。
 
明け方から調査です