2022/07/18

高松の植栽

  高松市にムクドリ,スズメの塒調査,街路樹調査に行ってきました。夏の瀬戸内は暑く,そして緑陰の涼しさを感じないほどのジリジリとした太陽と空気感ですが,その中でもやはり街路樹はあった方が助かるものです。今回の調査は第一回目ですので,まだまだ何もない状態ですが,街を歩き回る中で,街路樹や塒とは違って,公共緑地,花壇などの植栽に目を向けると,その地域地区の植栽の特徴が見て取れます。今回,目についたのは,「オリーブ(Olea europaea)」を植栽した場所が多いなぁと感じました。そういえば,ここは香川県。オリーブで有名な小豆島を包括する県だったと,オリーブ植栽を見ながら思いました。乾燥に比較的,強い樹木ですので,瀬戸内の空間では適切な植栽樹木なのでしょうね。

 写真は金融業を営んでいる企業の建物のセットバックされた場所での植栽されているオリーブです。とてもしっかりと植えられており,歩道と街路樹との対比的な空間も好感を持つことができる植栽空間です。これを見て思い出したのは,仙台駅前にある私立大学にもオリーブを植えた鉢を歩道に置かれており,オリーブは寒さにも強いのだなと感じましたが,やはり瀬戸内の暑さと乾燥でジリジリした空間が何となく似合いそうな気がする植物です。

歩道の横に植えています

オリーブです