京都市内でも御池通や堀川通など街路の美しさを華としての街路樹が多く見られますが,京都の魅力さは全体的な街路樹の美しさです。写真は洛北での,はんなり剪定をしたトウカエデの街路樹です。こういった市中心部の街路樹の二段階剪定の取り組みは,街全体の景観の美しさへも寄与しています。もちろん負の面としての落ち葉量の事も有りますが,京の角履きの文化なども相まって,景観の空間の美しさへの維持を創りあげています。街並みの景観の美しさは或る意味,その土地の「歴史」と「文化」でもあると思います。風土性もありますね。そういった空間の在り方は,私たちがこれから対応する研究の中へ入れ込められるようにしたいと思う所です。
写真左側,はんなり剪定 |